二次元に潜れ!

空想ディストピア

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2020年9月 最近読んだおすすめマンガ ~一気読みして寝不足になった縛りで~

 怪獣8号

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 ここ最近で一番楽しみにしているやつです。

 バトル物で、敵は怪獣。とはいえ、特撮ファンではない私にもスムーズに受け入れられる世界観。

 執筆現在では導入部分が終わったところで、コミックスで言うと1巻分くらいでしょうか。ここまでの流れは完璧。非の打ち所のない導入です。相棒もヒロイン枠もスキがないぞ。素晴らしい。

 

 主人公の年齢がちょいおじさん入ってるので、どストライクでウケる年齢層は社会人以上かと思いますが、とにかく続きが楽しみな作品です。

 

 頼むからアニメ化しろ!

 

 ジャンプ+での連載なので、第一話を無料で読めるかと思います。

 私がここでゴチャゴチャいうより、一話目を読んでもらったほうが早そうなので、あんまり内容は書かないことにします。

 下記のリンクから第一話に飛べますので、御一読あれ。

 


 対ありでした。 ~お嬢さまは格闘ゲームなんてしない~

 登場人物は全員お嬢様ですから、ゆるい百合物になるんでしょうか?

 あまり素養のない私にはわかりません。

 あまり格ゲーも詳しくないです。スト2とサムライスピリッツモータルコンバットくらいしか思いつかない私です。

 

 でもね。それでも面白いんです。面白い漫画なのです。

 

 殆どの人にとってどうでもいいものに、血の涙を流しながら夢中になってる姿って、なんだか胸に来ませんか?

 そういう熱がお嬢様たちの可愛さであり、本書の可笑しみでもあります。

 

 結論。女の子かわいいから読んでみて。

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 タイムパラドクスゴーストライター

 気がついたら終わってたパターン。

 ジャンプお得意の打ち切りかと噂されてますが、私としては「違うんじゃねぇの?」と思ってしまいます。

 

 冒頭からクライマックスばりにエネルギーのある物語で、読んでいる途中は『これ、このテンションのままどうやって軟着陸するんや?』と、心配していましたら、そのまま加速度的に燃え上がり物語は突き進み、クライマックスまで落ちることなく駆け抜けてくれました。

 

 終わってみると『超勢いのある良い中編』という感じ。これ褒め言葉ですよ。

 一読の価値ありです。

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左手のための二重奏

 これね、音楽物が好きならとりあえず一話目読んでみて。

 一話目の完成度高すぎる。普通に映画化できるんちゃうかしら。という無駄のない導入。今後の期待感しかなかったです。

 そして私はKindleで即ポチ。貪るように一気読みした結果は大勝利でした。

 一つ非現実的な設定があるのですが、特に違和感なく、むしろ物語の原動力として最重要なやつです。そこをスムーズに受け入れられたならあなたの大勝利は確定でしょう。

 

 いい本に巡り会えたぜ。そしてこれからもたのしみだぜ。

 

 いろんなサイトで無料で一話目読めるので、とりあえず読んでみてほしい作品です。

 

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マンガに、編集って必要ですか?

 はじめは何で読んだかな? どこかの漫画サイトで読んだような気がします。

 落ち目の漫画家と若い女性編集のやり取りをシニカルなコメディーで描いているのですが、コメディーと哀しさのバランスがちょうどよかった。

 一話完結的な心づもりで読み進めていたのに、気がつけばストーリーに乗せられている感じ。してやられた。

 

 無料で続きが読めないのでまんまとKindleでポチってましたよ。

 とてもいい漫画でした。

 

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2.5次元の誘惑 セミカラー版

 主人公はぼっちなオタク。ヒロインは地味子だけど本当はかわいいコスプレイヤー。後輩、無口キャラにギャルまで来て、部室でやんわりハーレム展開。と、要素だけを抽出してしまうと「なんだよ。またそのパターンか。はい食傷食傷。好きにやってください。ぶーぶー」と、履いて捨てたくなるようなテンプレなんですが、ちょっと待って。それは勘違い。王道を押さえているってだけで、この物語の本質とは関係ない。

 

 以前の私よ、よくぞ絵の可愛さに釣られて「まぁ、暇すぎるし、ちょっと読んでみるか」と手を伸ばしたものだ。よくやった。

 

 ものすごい私的で大げさかもしれない感想を述べると。この物語は私達のような「好きに抗えないゆえの孤独」を持つものに対しての優しさや思いやりが込められている。

 

 オタクとはそもそも、共通言語を持つものたちの集団を指す言葉ではなく、世界中のほとんどすべての人たちにしてみれば大した価値のないものをどうしようもなく好きになってしまった残念な人を指す言葉だったはずだ。

 そういう業の深い人間同士が、お互いにお互いを違うものと理解し、その上でその「好き」を尊重する。

 そして、その「好き」に対して魂を剥き出しにして挑んでいく。無償の愛。そういうマンガだ。

 登場人物の心が裸。故に燃える。泣ける。応援したくなる。

 

 涙腺が塞がりかけている私でも、多分7箇所くらい泣けました。

 

 ただし、持ち上げすぎたので注意点を。

 第一話を読んで「これは傑作や!」とはならないタイプで、読んでるうちにジワジワと右肩上がりになるタイプ。「あれ?なんかこれ、気がついたらクソ面白いんですけど?」となるやつです。

 

 まあ、女の子が可愛いし、はじめから普通に引き込まれるので我慢して読むとかでは全くないので細かい心配はしなくてオッケー。

 念の為、一話で切らずにコミックス1巻分くらいは読んでみてほしいです。

 

 最高かよ。

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チェンソーマン

 

 ジャンプ漫画なので紹介不要かも?と思いましたが、面白かった気持ちに正直になるために書いておきます。

 

 作者の前作ファイアパンチで衝撃を受けた方も多いでしょう。独特の世界観と型にとらわれないストーリー展開と、それでいてオ〇ニーにならない読みやすい物語は健在どころかブラッシュアップ。

 多少癖は強いので読めない人もいるとは思いますが、受け入れられたらこっちのもんです。

 読書感が、何か懐かしい香りがするのは何なんだろう。子供のときの何かとつながってる気がするんだが……(独り言)

 

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異世界おじさん 

 すっかりジャンルとして定着した異世界物とは少し違います。

 異世界帰りの残念なおじさんと普通に日本で暮らしてきた甥っ子の共同生活の中で、おじさんのクソ残念すぎる異世界での思い出を肴になんだかんだセガサターンする話です。

 異世界物に抵抗がある人も全然オッケー。

 鼻で笑いつつ、なんだかおじさんに優しくしてあげたくなったり、殴りたくなったり、そんな気持ちになれるコメディー漫画です。

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見える子ちゃん

 幽霊が見えちゃう女子高生が必死で見えないことにしようとする様が笑えます。

 はじめは日常の一話完結っぽいギャグ漫画かと思っていたのですが、いつの間にやらストーリーに乗せられているパターン。

 幽霊が出てくるので怖い絵もありますが、怖いのに笑えるというか、トイレいけなくなるような怖さとは違うのて、軽い気持ちで読んでみればいいと思います。

 新しいパターンのコメディーですね。ちょっと読んでみてほしい。

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ザ・ボルダー

 壁があるから登りたい。ボルダリングを題材にした漫画です。

 珍しい題材を扱いつつ、うまく成立させている稀有なやつです。

 ボルダリングっていう未知の世界(私には)と、主人公の成長が見られる王道スポーツ展開で、なんだかんだで最新話まで一気読みでしたね。

 ちょっと新しいスポーツ漫画読みたいって人は手にとってみるといいかもしれません。

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転生したら剣でした

 基本的にね、異世界物のマンガに大した期待はしてないんですよ。私の中であれらは活字で読むほうが面白くて、マンガやアニメになると見てて少し恥ずかしくなるというか、もっと閉じた世界で見ていたいものというか。想像力を使いながら補完していくものというか。

 とにかく、マンガ版はあくまでファンディスク的な位置付けです。

 

 そんな中にたまにあたりがあるからマンガ版も読むのをやめられないんですけどね。

 これは私の中では当たりです。

 ズサーッと一気読みしました。

 

 転生したら剣。って突飛な設定。どうせ出落ちなんじゃね? と!思っている方には「案外そうでもないですよ」という普通の言葉をお贈りします。

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パッカ

 これは穏やかで淡い恋のやつ。空気感が淡くて静か。それでいて河童。……カッパ!?

 

 そうです。この物語にはカッパが居るんですが、この世界にカッパがいることに何故か違和感がない。しっかりと日常に溶け込んでくれてるので、『カッパとか妖怪とかオカルト出すなよおい」とは全く思わない。

 雰囲気が秀逸。青春は手からこぼれ落ちるのが常。淡くて儚いかっぱ入りの青春です。

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どるから

 女子高生✕格闘技✕格闘ビジネス。そして転生!?

 転生というか、正しく表現するなら刑務所から出てきた元K-1石井館長が事故で死んで女子高生に憑依するところから始まります。…………ええ、あの石井館長です。

 

 なんちゅう設定で始めるんだよ。と思ったら、なんと原作が石井館長その人ではありませんか。びっくりした。

 石井館長原作って大丈夫?面白いん?と、思うのも当然だと思いますが、物語の構成や細かい部分は恐らく館長自身ではなく作画さんや編集さんの比重が多いんではないかと推測します。

 もしも石井館長がネームまでやっててこのクオリティを出せてるのなら、アンディフグもびっくりでしょう。

 

 実際に面白いかというと、格闘技好きには無茶無茶面白いです。

 単なる格闘技漫画としても十分面白いのですが、格闘技興行の裏側や、石井館長自身の体験に基づいた裏話とか、館長の原作者っぷりがかなり効いてて、本当に面白く仕上がってます。

 

 決してワンピースばりの一線級漫画ではないのですが、十分に楽しませてくれます。私は好きだ。

 年季の入った格闘技好きにはかなりありだと思いますよ。

 ただし、パンチラしても中身が石井館長だと思うと情けない気持ちにはなりますけどね。

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ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~

 ゾンビ映画好きにはもってこい。

 いろんなテンプレ押さえながら、ゾンビと戦ったり、人とぶつかったり。辛い決断をしてみたり。

 

 主人公の性格のおかげか、それほど緊迫しないで読めるというか、怖いのが苦手な人も案外行けるんじゃないでしょうか?

 鬱展開も殆どありませんし(たまーにちょっとあるけど、普通の漫画程度です)、どっちかって言うとヒリヒリよりはドキドキやワクワクに近い読み味かもです。

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ゾンビフルライフ

 こちらもゾンビものですが、漫画の知名度も立場も真逆と言ってもいいかもしれません。

 なんとこの主人公はゾンビになった童貞。

 正直、絵も上手くないし、派手な物語でもないですが、意外とツボったというか。むちゃ笑いました。

 これはホラーでもパニックでもなく、ゾンビになった少年の日常ブラックコメディー。ゾンビ映画はよくB級映画なんて言われますが、この漫画もいい意味でB級感出てます。

 アマゾンで単話版と合本版がありますので、単話版で試してみるのもいいかもです。

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ランウェイで笑って

 言わずとしれたランウェイで笑ってです。なんでわざわざ紹介したかと言うとですね。私、随分長いこと少女漫画と勘違いしてまして、「少女漫画モードになったら読んでみよう」と寝かせてきたバカヤロウだったんですね。

 て、読み始めてみると、「なんか、少女漫画というよりバトル漫画の構成やな。すごい少女漫画が出てきたものだ」とかなんとか一人で感心してました。

 するとどうでしょう。完全に少年誌掲載なもんですから、「でしょうね!」と一人で納得したものです。

 今更同じような勘違いをしている人は少ないかと思いますが、洋服バトル物という新しい境地を少女漫画と勘違いしている残念な同志にご報告とともに恥を晒した次第であります。

 読みたくなる。ではなく、否応なく読まされる、アメリカドラマとか韓国ドラマとかみたいな、あの感じの読み味です。一気読み必至だぞ。

 

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龍と苺

 前作、響〜小説家になる方法〜で一躍認知度の上がった柳本先生の新作です。

 端的に言えば、「やっぱりこの人の書く女の子はイカれてる」てなもんです。もちろんいい意味ですよ。

 頭のネジが壊れてる女の子が柳本先生の最大の魅力ですからね。

 ちなみに将棋が題材ですが、詳しくない私でも全然読めるので、そのあたりは問題ないと思います。

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魔都精兵のスレイブ

 真面恋やつよきすなど、某エロゲ業界ではレジェンドでもあり、アカメが斬るでも漫画原作者としての腕を存分に奮ってくれたタカヒロ先生原作のお色気バンザイバトル漫画。

 ムフフ枠でありながら、一気に読ませてくれる構成はさすがです。

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五等分の花嫁

 言わずとしれた名作ラブコメですが、一応ご紹介。

 もしもラブコメ好きでまだ読んでないなら絶対に読んでおいたほうがいいと思われます。

 こんなに完成度の高いラブコメは未だかつてないと独断で断言してしまいましょう。

 もうね、否定するところが見当たらないくらい良く出来ています。

 ついでに言うと、読み返すたびに別の娘推しになってしまうくらい、ヒロインのバランスがとれている。

 

 結論。五つ子設定はラブコメ界の大発明だった。

 そして、それをいかんなく発揮した春場先生。よくぞやりきってくれました。

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不死の葬儀師

 別に似てないのかもしれませんが、なんとなく鋼の錬金術師を思わせるダークファンタジー

 どこまで行っても哀しさが付きまとう空気感。悩みながら、それでも進むしかない主人公。

 私は激烈にハマったわけじゃないのですが、「これは好きな人はかなり好きだろな」という感じです。恐らく、若かりし頃の私ならどっぷりでしょう。

 

 まぁ、偉そうに言うてますが、さっくり最新話まで一気読みしましたけどね。面白かった。

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ハナカク

 これはKindleで無料で読めるやつです。

 女の子がオープンフィンガーグローブ着けてる画像だったので、暇つぶしのダメ元で読んでみたんですよね。

 ところがどっこい。なにこれ。普通に面白い。

 

 私は格闘技ファンなので、そうじゃない人が読んだときの気持ちが少し想像しにくいのですが、専門的な部分の解説もわかりやすく自然ですし、単にスポーツ漫画として見ても、構成もしっかりしてて、大いに胸熱で美味しくいただけるのではないかなと思います。

 なにせ無料で公開されているので、興味があったら読んでみてください。

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ホームルーム

 歪んだ人たちの歪んだ愛の物語。

 屈折した登場人物たちのピュアな気持ちが、複雑な読み味を提供してくれます。

 これ、今調べてみたらドラマ化されてたんですね。

 癖の強いお話が好きなら読んでみるべし。

「普通のやつ読みたいんじゃ」という人は読まなくて良し。

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カッコウの許嫁

 『ヤンキー君とメガネちゃん』『山田くんと7人の魔女』の作者の新作。ラブコメ好きなら読んでみないわけないでしょうよ。

 まぁね、さすがに良く出来てますよ。王道のラブコメで、ちゃーんとヒロインも妹もかわいいです。正直なところを言うと、偏屈な私には王道過ぎて刺激やクセが少ない部分もあるんですが、それを差し引いてもやっぱり良く出来てるし、なんだかんだ読ませてくれる良作です。

 また偉そうなこと言ってますが、一気読みはもちろん、最新話までチェックしているという現状ですよ。ぐぬぅ。

 

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カラダ探し

 こちらは純粋な怖いやつです。

 ドキドキ、ハラハラ、ビビりながらも、ページをめくる手が止まらないやつ。

 怖いやつが読みたいならおすすめ度かなり高いです。一気読みしたくなること請け合いです。逆にグロいのとか怖いのが苦手な人は絶対にお勧めしません。

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バトルグラウンドワーカーズ

 ロボットものなんですが、搭乗者は会社員なんですよね。あれ?公務員だったかな。ちょっとそこんとこ忘れましたが、とにかく、仕事でロボットに乗るパターンなので、登場人物たちは使命感とか正義とかを原動力にして動くわけじゃなく、我々社会人と同じような感覚で働き、当然ながら命を懸けてやりたくなんてないわけですよ。

 でも、仕事だからやらなければならないこともあるし、嫌な同僚もいるし、上司の命令は聞かざるを得ない。

 そんな中、主人公はこの仕事に懸けている。少しくらいなら命を懸けてもいいくらいに。

 設定も展開のスピードも世界観も含め、読者層はちょっと高めかと思います。

 私はどストライクだったので寝不足になりながら一気で最新話まで読みました。

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先生で○○しちゃいけません!

「お?ムフフなやつですか?」ってな軽い気持ちで読み始めました。『なんでここに先生が?』とかのパクリ……もとい、派生作品かな? と思うじゃないですか。いえいえ、全然違いました。あちらは子供に読ませたくないような内容ではありますが、こちらはむしろ日本中の少年少女(高校生以上)に読んでもらいたい作品だったりします。わりと真面目に言ってます。

 これはね、ムフフの皮を被った性教育マンガです。似たジャンルに『ふたりエッチ』がありますが、あれよりももっと健全というか、保健室の先生らしく、男女の問題や個人の性の問題に真摯に対応しています。

 日本の学校での性教育に足りない大事なところを描いてたりするので、童貞は絶対に読むべし。あと、自分は上手だとか思ってる人も一応読んどけ。そういうやつは大体下手だから。あと、女子も読むべし。人に言いにくい悩みとかあるでしょうよ。

 ってなわけで、大体みんな読んだほうがいいかもしれないので、厚労省だか文科省だかの偉いさんは教育要綱だか何だかに入れたりすることを考えてみてはいかがでしょうか?

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ダンス・ダンス・ダンスール

 少女漫画界の異端児ジョージ朝倉先生ですが、今度はバレエ漫画です。

 そもそもバレエ漫画にハズレが少ないという漫画界の謎もあるというのに、それに加えてジョージ朝倉先生のロックというか、純文学的というか、魂がむき出しになったような登場人物たちが合わないはずがない。

 ちなみに主人公は男の子でして、読者の性別は選ばないと思います。

 恋や憧れ、夢や希望に、人の汚さや弱さ、見たくもない自分の内面から、何から何までがバレエを通して見事に描かれています。

 ここ最近の漫画では個人的にナンバーワンです。家事も仕事もおざなりに、疲れ目で目を真っ赤にしながら最新話まで読んだほど熱中しました。

 嫁にごり押しで薦めすぎてちょっとうざがられるという事件すらあったほどです。

 

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マンガ家再入門

 クマのプータローの作者さんが、いろんな人に漫画の描き方を聞きに行くというエッセイ漫画です。

 これね、どうおすすめしていいのか難しいんですが、当時のシュールなギャグマンガの空気感が漂ったインタビュー風景が可笑しみを感じるんでしょうか。

 地味ですが傑作だと思っています。

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伊藤潤二自選傑作集 

 

 すぐ上で紹介した『マンガ家再入門』に伊藤潤二先生が出てまして、久しぶりに読み返してみた次第ですが、やっぱりクソ面白い。いや、読む人は選ぶと思いますよ。でも、この人の作品は好きな人はドはまりするでしょうよ。

 カフカ安部公房夢野久作あたりが引っかかる人は合うんじゃないかなと思います。

 傑作集はいくつも出てますが、どれを読んでも伊藤潤二先生って感じですので、ジャケ買いでもいいんじゃないかなと。ちなみに上に書いてる中川いさみ先生は『首吊り気球』や『ムカデ人間』などを挙げておられました。 

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